なぜ急に?
本日Apple Online StoreでiPhoneの値上げが行われました。9/9に発表されてからまだ2ヶ月しか経ってないのに約1割も値上げとは急ですね。
アメリカでの販売価格が変わっていないこと、最近の急激な円安傾向からすると、為替が理由と思われます。iPhone発表時の9/9時点では105円/ドルに対して、現在では116円/ドルまで円安が進んでいるので、Appleが先手を打った感じでしょうか。
つまり約10円/ドルの変動があったら価格改定をする可能性があります。
iPadは?アプリは?
こうなると気になるのがiPhoneに続いて、10/17に発表されたiPad Air 2やMacです。
iPad Air 2の現価格のレートは108円/ドルです。もう118円/ドルは目の前ですから、すぐに値上げを行う可能性は十分にありそうですね。
過去の事例を見てみると2013年5月31日に当時のiPod、iPadを対象にした一斉値上げ(レート:85円/ドル→100円/ドルを行っていることからすると、今回も一斉値上げが控えていると考える方が自然です。
忘れてはいけないのはApp storeの価格改定ですね。こちらも現在100円/ドルがベースなので、いつ上がってもおかしくない状況です。購入したい有料アプリがある方は早めに購入しておくことをおすすめします。
キャリア版iPhoneは?
またドコモ、au、ソフトバンクからiPhone6、6 plusを購入しようと考えている方も、Appleからキャリアへの今後の卸価格は値上がりするでしょうから、ユーザー向けの価格が上がる可能性がありますので、機種変やMNPをするなら早めの方がいいかもしれませんよ。
現在の円安の勢いは凄まじく、1ヶ月に10円のペースで円安に動いていることからすると、iPhoneの価格改定第2弾もあり得るんじゃないかと思えてしまいます。円安っていいことばかりじゃないですね。
以下は今回のiPhoneの値上げ額です。値上げ幅は7000円〜12000円で、10%〜13%の値上げとなっています。
iPhone 5s
・16GB:57,800円 → 64,800円
7,000円 12%↑
・32GB:62,800円 → 70,800円
8000円 13%↑
iPhone 6
・16GB:67,800円 → 75,800円
8000円 12%↑
・64GB:79,800円 → 87,800円
8000円 10%↑
・128GB:89,800円 → 99,800円
10000円 11%↑
iPhone 6 Plus
・16GB:79,800円 → 87,800円
8000円 10%↑
・64GB:89,800円 → 99,800円
10000円 11%↑
・128GB:99,800円 → 111,800円
12000円 12%↑